管理人の独り言 

このサイトはコンテンツが乏しく、検索ロボットに振り向いて欲しいがために書いています・・・・

チェンソーの巻 

 はじめに・・・

 ボランティア活動をする際に、活動をされるグループや状況によっては動力付きの作業機械を
使用する場合があります。一定の経験を要するものや大変危険なものも少なくありません。
 道具なくしてボランティア活動がままならない状況があるのは事実ですが、
可能な限り、”機械”は使わないということを、様々な方々との共同作業であるボランティア活動では
前提としたいところです。
 自他に危険を及ぼす可能性が少なくない動力付き作業機械は一歩間違えれば、
被災地に多大な迷惑を掛けることになります。
 まずは、無理を決してしないことと、ボランティアの為に
新しく動力付き作業機械を揃えたり、挑戦したりしようと考えない事は勇気ある判断です。
それでも、使うことになる場合には、
万全を期し、神経質すぎるほどに慎重に使用したいと思います。

 
 
 山元町お寺ボランティアセンター(テラセン)でも、様々な動力付き機械を用意したり、
個々人の参加される方々が、それぞれ用意されて使用する場合があります。 
 被災地の状況は日々刻々と変化していきますが、一頃はチェンソーの出番もあり、また今後も
あるかもしれません。
 私も別のボランティアセンターでは初期のころ、エンジンカッターと共に使用していました。
そこで、私たちが”簡単に”手にする事が出来、手持ちの動力機械でもっとも危険だと言われる
チェンソーについて、思う事を簡単ですが書かせて頂きます。

  チェンソーの扱いに関しては、”多分”沢山のサイトがあるのではないでしょうか。
そのような書籍もあるのでしょう。
構えやキックバックへの備えなど、一歩間違えれば大げさではなく”命を落とす”危険のある
チェンソーの扱いをここで職業者でもない私が語ることはできません。
しかし、過去にチェンソーで自分の足を切り、骨と腱が露出しながら幸い
歩行障害もなく済んだ経験もあり、一つだけどうしても言いたいことがあります。
 私の住む田舎では生活の中で使う道具として、地域のお父さんたちは
ほぼ使っており、地域の共同作業として雑木の伐採などをすることがあります。
そのような或るとき、田舎暮らしをする為に都会から移住されてきた方の中に、
買ったばかりのチェンソーで、かなりの無茶をする方がいました。
チェンソーは男心というか大人が持っている子供の部分をくすぐる魅力を持っています。
その威力に魅せられ夢中になる大人が少なくありません。
また、誰にも”初めて”があり、それは当たり前のことでもあります。
しかし、その威力と危険性を前提としない扱いは
著しく迷惑です。目立ての出来ていない彼のチェンソーは煙を上げ、ソーチェーンも伸び、
エンジンは焼きつき寸前の悲鳴をあげながら回り、音だけでも明らかに目立っていました。
伐倒のコントロールもせずに木が細いからとやみくもに刃を当てていました。
倒れる先に人が居ようとお構いなしです。
やさしく、いくつかの注意をし、今すぐ使用をやめてほしいと話しましたが、
小学校の教師だという彼に聞き入れてはもらえませんでした。
幸い怪我人はでず、事なきを得ましたが、
とてもハラハラしました。言いたい事は、本当に危険な機械だということを忘れないでくださいということです。
軽い気持ちで使う事は自分だけではなく、他者へさえ取り返しのつかない事態を招きかねないということを
覚えておいて頂きたいということです。


興味のある方は
チェンソー  というワードと共に  扱い方  キックバック
など
技術的な部分では
目立て   たま切り(玉切り)   枝払い   立木 伐倒
バー インチ
などのワードを追加して検索してみてください。


 @チェンソー其の一 〜エンジンが掛からない

 以上のようなくどい話をさせて頂いて上で、当然私も知らないこと、経験していないことだらけですので、
そのようなことを前提とした上で作業中出会うことの多いと感じるいくつかの事を
簡単にご紹介したいと思います。

まずは、私もよく経験する始動時の問題です。

○始動時の問題

 やることは簡単で当たり前のことかもしれませんが、やることの意味を知っていると
応用的な判断や対策がとれるかとも考えています。
また、経験の多い方は、そんなことあまりに初歩的で・・・とお感じになるはずですので、ここは、
チェンソーを初めて使った、あるいは、持っているけど、あまり使ってはいないという方向けとご理解下されば幸いです。

 チェンソーを使う場合、当然まずエンジンをかけるわけですが、
その日最初のエンジンがけだったりすると
必ずしもすんなりとかかってくれない事があります。
何度もスターターを引っ張ってもかかってくれず、
途方に暮れる・・・そんな経験をされた方も少なくないのではないでしょうか。

 チェンソーのエンジンは今のところまだ、2サイクルです※1
2サイクルエンジンのメリット・デメリットは様々ですが、
ことエンジンの始動に関しては、未だひと癖ありそうです。

 2サイクルも4サイクルも寒冷時のエンジンが始動しにくいのは同じです。
それはキャブレターから供給されるガソリンが理想的な気化状態になりにくいということと、
シリンダーとピストンリングのクリアランスが寒冷時は小さくなっていて、
抵抗が大きいということも考えられますが、実際には、4サイクルも2サイクルも
@適切な混合ガスが送り込まれていて、
A適切なタイミングで
Bプラグから適切なスパークが飛んでいれば
始動するように作られています。
(長期に使用していないチェンソーに関しては、別の問題も出てきます※2

しかし、実際には2サイクルエンジンが一度気嫌を損ねると、かなり手ごわいという
印象をお持ちではないでしょうか。
Aについては、
現在ほどんどの機種が無接点点火方式だと思いますので、
点火タイミングに関してはメンテナンスフリーです。
Bの火花が飛ばないなどのトラブルに関しては
スパークのリーク   イグニッションコイル不良 プラグ不良 
プラグケーブル(プラグキャップ)接触不良   CDIユニット不良
などの原因が考えられます。ご自身でもチェックが難しいようでしたら、
最寄りの販売店で診てもらう形になるでしょう。
しかし、プラグの点検 ギャップ調整や掃除などは是非ご自身でなさってください。
火花は飛んでいるけど、点火(爆発しない)という場合、
一度プラグを新品にしてみてください。
不思議とエンジンが掛かる場合があります。
2サイクルエンジンの不思議とでもいいますか、生き物のような面があるなあと感じさせられる
ケースです・・・・というか、多分火花の出力がプラグ劣化で下がっていただけで、またよくあることです。
4サイクルよりも、2サイクルは大きくて強い火花を必要とします(特に始動時は)。

ここで多少詳しく書かせて頂くのは、
@の適切な混合ガスという部分で、多くの場合
始動に手こずることがあると経験上感じています。

2サイクルエンジン(以後2ストと呼びます)が4サイクルエンジン(以後4スト)に比べて、
始動時に手こずりやすいというのは、4ストのように、“きちんとした”バルブ機構が
ついていないということに由来します。

2ストの場合、スターターを引いて、ピストンが上下するとシリンダー内に生じた負圧と
ピストンの下降によって生じたクランクケース内の正圧によって、
シリンダー内に開いたポートと呼ばれる穴を通じてシリンダー内にガソリンが流れ込んできますが、
4ストの様に、開いたり閉じたりすることはなく、ピストンが行ったり来たりすることで、
その穴が露出したり塞がったりというシンプルなものです
(ピストンが上下することでバルブ的な働きをするのでピストンバルブ方式と呼ばれます)。

特徴的なのは、ガスはキャブレターからシリンダーへと供給されるのではなく、
一旦クランクケース内に送られるということです。

○2ストの行程

2ストエンジンの行程は次のようになります。

スターターロープを引っ張って

ピストンが上下すると・・・

ピストン上昇時に生じたクランクケース内の負圧によって

クランクケース内にキャブレターから気化されたガソリンが流れ込む。

次にピストンの下降によって、クランクケース内が圧縮され、

中のガスがシリンダー内へクランクケースから追い出されるように送り込まれる。

次のピストンの上昇によって、シリンダー内のガスがシリンダー内で圧縮され、

直後にプラグのスパークによって爆発する。

爆発によってピストンは下降してクランクケース内を圧縮し、

次のガソリンをまたシリンダー内へ送り込む。

また、排気は爆発によって著しく膨張した自らの圧力と,爆発によって下降したピストンによって

クランクケース内よりシリンダー内へ送り込まれた新しい混合気(ガス)によって

排気ポートと呼ばれる穴から外へと追い出され(放出され)ていきます。

文章で書くと、分かりずらいですが、ここに分かりやすい絵と解説があります。
また私の説明よりはるかに正確で分かりやすくなっています(^_^;)
図だけお借りしました。
 


ウィキペディアの図解では、ポートは吸気(掃気といいます)と排気各1つずつですが、
実際には掃気・排気のポートは、メーカーが長い経験の中で
作り上げる“技”の世界で、位置、形状、数などとても奥深く、このポートによって
エンジンの性質が決まる重要な部分で、シリンダーを開けてびっくり、こんなに沢山
大きな穴があいてて、エンジン動くの?なんていう状態です。

理屈ではこの様に、説明でき、また実際にも間違いなく機能し、
信頼できる2ストエンジンですが、
そのシンプルさ故に、大ざっぱというかまたは、扱いでは逆にデリケートな部分が残っています。
排気に関しても、かなりのまだ燃えていない新しいガソリンをも排気と一緒に外へ放出してしまっていたり、
エンジンオイルをガソリンに混ぜているため(分離して供給するものでもシリンダーを潤滑するオイルは
キャブレター部分で、やはりガソリンと混ぜます)、シリンダー内の燃焼状態によっては、
カーボンが溜まりやすくなっていたり、
同じ理由で、排気には沢山の煙が伴い、その中には、未燃焼のエンジンオイルが混ざっていて、
周囲に付着したり・・・・という4ストには見られない荒削りな部分が残っています。
2ストエンジンに関して日本は、世界有数というか間違いなくトップの技術をもっている国ですが、
その多くはオートバイメーカーが培ってきたもので、世界的な環境問題の中で、
今は封印されてしまいました。また、2ストエンジンの技術は、多分に職人技の世界であり、
ノウハウは経験則的に発達してきた側面がつよく(排気ガスと共に放出されてしまう新しい未燃焼のガスを
抑えるために、排気管の形状を工夫し、出口を著しく狭くして排圧を利用し、
外に出ようとする新しいガスをシリンダー内に押しとどめようとする技術などは試行錯誤の末に、
出来あがる技の世界でした)、各メーカーのノウハウは同じ2ストを作る
他の分野のメーカーと共有されるという事にはなっていないようです。

ただ、いくつかの革新的な技術によって2ストの性能や扱いがとても
向上しています(チェンソーにも使われるCDI無接点点火方式やニカジルメッキシリンダーなどの
技術はオートバイレースからのフィードバックです)。

このように、(4ストのような)バルブ機構を持っていないことによって2ストは
混合気と排気が混ざり、またクランクケース内のガスもシリンダー内で順調な爆発が繰り返されて、
はじめてシリンダー内に適切に送り込まれるという仕組みになっています
(排気を絞って未燃焼のガスの排出を抑えているため・・・排気管の出口の絞り具合と排気管(膨張室)の
大きさ形状は他にエンジン特性を左右する重要な部分)。

前置きがとても長くなりましたが、

そこで・・・・
爆発が起こっていない始動時です・・・

 まずオートバイなどとは違い、チェンソーのキャブレターには
車やオートバイの様なガソリンを溜めておく部分はありません。
ガソリンタンクとキャブレターは密閉された状態で繋がっていてエンジン内の負圧によって、吸い出される仕組みです。
従って、しばらく使っていなかったチェンソーではガソリンをキャブレターまで吸い上げ
る為に、スターターロープを何度かひかなければなりません。
バイクの様にキック一発というわけにはいかないですね。
スターターロープを何度かひいて、エンジンが掛かればめでたしです。
その回数は個体によっても、気温湿度といった条件でも変わってくると思いますが、
20〜30回ともなれば、そのまま続ける事は事態を悪化させるばかりだと
判断した方がいいと思います。

その時点で、キャブレタートラブルが無ければ、プラグはガソリンでびしょびしょになっているでしょう。
よくプラグがガソリンでビショビショになっている状態をプラグかぶりと考えてしまうことがあるようですが、
実際には濡れているだけではプラグの火花に問題はありません。
プラグギャップをつないでしまうような濡れ方・・・あまり無いと思いますが、・・
であれば火花は飛びません。
プラグかぶりとして、もっとも多いのは付着したカーボンが碍子の部分を覆い
黒くすすけているような状態です。加えて2ストの場合にはガソリンに混ぜられているエンジンオイル
が、エンジンの燃焼状態によってはシリンダー内で燃え残りプラグの電極を覆って、黒くくすぶっていることも
よくあります。
カーボンが、碍子を含めて全体を覆っている場合、
カーボンは通電しますので、ショート状態になり、火花は飛びません。
極端な場合には電極と電極の間をカーボンがつないでしまっている場合があり、これもアウトです。
オイルの燃え残りが電極を覆っている場合は、絶縁によりやはり火花は飛びません。

 プラグがビショビショになっている状態で問題なのは、その際のシリンダー内と
クランクケース内の混合気の状態です。
あきらかにガスが濃過ぎる状態で、スターターロープを引けば引くほど、
クランクケースとシリンダーそしてマフラー(膨張室)内のガスは濃さを増していきます。
ある程度は排気されますが、爆発してる時の様には効率よく排気されず、
濃くなっていく度合いの方が勝ります。こうなるとまず掛からない・・・

たいてい、経験的な知恵からちょっと休んでからまた掛けようということになり、
それでうまくいく事がありますが、それはガソリンが気化しやすく自然に排出された結果だと思います。

そこで、一度濃くなりすぎた混合気を薄くする努力をしてみてください。

その方法は以下の通りです。

@ チョークを戻す(チョークを利いていない状態にする)

A アクセルを全開にする。

B この状態でスターターロープを勢いよく10回以上引く。

C チョークをかける(チョークを利いた状態にする)

D アクセルを戻す

E アクセル全閉状態でスターターロープを引く。

アクセルを全開にするとキャブレターから供給される混合ガスは最も薄い状態になります。

この状態で勢いよくスターターロープを引くことで、エンジン内のガスが薄いガスによって排出されます。
その状態になってから、また通常の始動(チョークをかけて始動)をすると、格段に始動性が上がります。

これは2ストエンジンを積んだオートバイの始動要領の応用なのですが、
自分的にはかなりの効果があります。是非お試しください。

このように、
自分のチェンソーをああでもないこうでもないと、
苦心して付き合うことは楽しみでもありますが、
ボランティアでいざ使おうという際に、
始動に30分もかかってしまった・・・というのでは
大変です。
そこで、私も時々使うスターターフルードというものを
ご紹介します。
ご存じで愛用者も多いかと思います。

○スターターフルードの使用について
 スターティングフルード

スターティングフルード

これは、エアクリーナーへ吹き込んで、
エンジンの初爆を誘発させるものです。私たちの地域では「バクダン」と呼んでいます(^_^;)
成分はエーテルと書いてあります。
画像の商品は、ホームセンターで600円程度で、
ガソリンスタンドでも見かけます。
ディーゼルにも、他のエンジン全てOKと書いてあります。
他の同じような製品もあると思います。
使い方はいたって簡単。
エアクリーナー(一部ハスクバーナのチェンソーなど、エアクリーナーの
カバーを外す必要のあるタイプは多少手間がかかりますが)口に
2〜3秒スプレーして、スターターロープを引くだけ。
この際、チョークを掛けると、スプレーしたエーテル?が
十分に吸い込まれない場合がありますので、
チョークは戻すかハーフ状態の方が、効果が高いようです。
エンジンが爆発しても、すんなりアイドリングまで行かないこともありますが、
初爆が起これば、再度の始動は比較的容易になります。

※あくまで始動時の短時間使用用ですので、
大量の吹き込みは避けます。混合ガソリンの2ストエンジンは、
ガソリンがキャブレターから入ってきてはじめて潤滑が可能なので、
潤滑性能のない、この薬品で長い時間エンジンを掛け続けることは
エンジンを損傷します。



以上、チェンソー始動時にまつわる内容でしたが、時間があれば、また追加させて頂きます。


※1スチールやマキタ・日立などで小型の4サイクルエンジンを刈り払い機に搭載していますが、まだ4サイクルエンジン搭載のチェンソーは見当たらないようです。
特にチェンソーは様々な角度へ傾けて使用する場合が多く、シリンダー・クランクシャフトといった部分の潤滑、冷却の為のオイルまわしが、技術的にかなり難しいのだと思います。4サイクルの潤滑はオイルをオイル溜め(オイルパン)に溜めて、回転、摺動といった動きや、ポンプによる圧送によってエンジンオイルを回して潤滑、冷却しています。この為、傾けて使うチェンソーの場合、通常のウェットサンプというオイルパンがいつも下にある状態で潤滑のできる方式は使えません。また、強制圧送方式のドライサンプが使えそうですが、部品点数と大きさ・重量を考えると、とても重く大きなチェンソーになってしまうでしょう。
その点、潤滑もガソリンに混ぜたオイルで行い、部品が少なく、小型化高出力化が可能な、混合ガソリン型2サイクルエンジンが、どうしてもまだしばらくは続くのでしょう。個人的には、4サイクルエンジンのチェンソーへの搭載よりも早く、高性能バッテリーが開発されれば、バッテリータイプの電気モーターチェンソーの方が先に実用化されそうが気がしますが・・・どうでしょう・・・未だに労災申請が絶えない森林作業員の白蝋病(はくろう病)対策にとても有効だと思うのですが。 

 ※2
長期放置(半年以上程度)のチェンソーにガソリンが入ったままである場合、
ガソリンは間違いなく酸化しています。さらに長期放置の場合、酸化はガソリンをガム化(べたべた状態)して、深刻な状態となります。ガソリンタンク側の燃料フィルターを、ガム化したガソリンが覆ってしまった場合、交換が必要になりますが
構造上、大がかりな分解作業になります。強力な有機溶剤(キャブレタークリーナーなど)で溶かしてしまうという方法も
ありますが、溶けきらないガム化したガソリンの粒子がキャブレター内に入るとキャブレタートラブルを招き、これまた分解整備となります。
お金も手間もかかるこのような事態を防ぐために、使わないチェンソーのガソリンは抜いておきましょう。
また、使用終了時、燃料を使い切ろうと、エンジンを回していると、ガソリンが無くなる寸前、エンジンの回転が
急に高くなります。それはガスが薄くなり、アクセルを開けているのと同じ状態になるためです。
この時、回転が上がるままにしておきますと、ガソリンとガソリンに混ぜたエンジンオイルで潤滑と冷却をしている
チェンソーのエンジンの潤滑が弱くなり若干なりとも、焼きつきを起こしてしまう可能性があります(軽い焼きつきを”抱きつき”といい、シリンダー内に傷がつき、パワーダウン、耐久性の低下を招きます)。
急にエンジンの回転があがりだしたら、アクセルをもどし、極低回転でガソリンを使い切ってください。

また、プラグは多少かぶり気味でも、エンジンが掛かっている間は、火花を飛ばしてくれます。
しかし、一旦使用しないで放置しておくと、再始動が困難になることがあります。
プラグを疑い、点検してみてください。チェンソーのような2ストエンジンでは、常に予備の
新品プラグを用意しておいたほうがいいです(4〜500円程度の安い物です)。
テラセンmain
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